About 大隅秀雄・風・彫刻 / ohsumihideo's website wind sculpture

風は人を動かす。動かされるとは感動することである。と云われ、遠く離れた人から大切な想いを運び、人と人を繋いでくれます。そんな「風」のことばに耳をかたむけ、さまざまな想いをかたちにしのばせて、鉄、ステンレス、銅、真鍮、アルミ、チタンなどそれぞれの金属が本来持っている素材としての美しさや魅力に助けてもらいながら「心にひびく風」のすがたを探しています。

いつどんなふうにやってくるか分らない、気まぐれな「風」とつきあいながら、風まかせの動く作品を作っていると、「ま」という言葉が身体からなかなか離れていかない。
待つという「ま」、空間という「ま」、部屋という「ま」、休みという「ま」、ものとものとの「ま」、時間という「ま」、運という「ま」、、、
間の文化として日本の風土に根付いたものの考え方や暮らし方を、表情豊かな「風」を手がかりに思い巡らしてみたい。

The word "Ma" does not go away from my body easily when making the work which moves by the wind while socializing a capricious "wind" which does not know when to come in what way."Ma" of wait, "Ma" of space, "Ma of rest", "Ma" between things and things, "Ma" between people and people, "Ma" of luck ,,,I would like to think about through expressive "wind" that the idea of the one rooted in the climate of Japan as a culture of “interval and time" and the way of living .